「Reading Notes」カテゴリーアーカイブ

「「遊ぶ人」ほど成功するホントの理由」

脳に栄養を与えることが大事なんですね。

じゃあその「栄養」って何か?
例えば、サブタイトルにもなっている「口ぐせ」だったり、「ジョギング」だったり…。

この種の本のような、いわゆる自己啓発本では、わりとあるあるな気はしますが、
「ポジティブなことをつぶやこう!」とか「朝日を浴びてジョギングやウォーキングをしよう!」
っていろんな本でたしかにみかけますよね。

ただ、この本では、あくまでも「遊ぶ」ってことに焦点が置かれているので、
「辛いことだけど、成功のために我慢してやってくださいね」
って感じではないのがとても良かったですね。

仕事を真剣に取り組むことももちろん大事なんだけど、
「遊び」が持っている一発ガツンと突いてくるエネルギーみたいなものが、
巡り巡って仕事の成功につながり、お金につながったりするんですね。

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「金持ちになるぞー!」
っていう発言に対して、否定的にならないで、
自分を奮い立たせる言葉として常にこれを「口ぐせ」にしますか!

「金持ちになるぞー!!」

「脳からストレスを消す技術」

一日五分、
「太陽の光」を浴びて「リズム運動」をするだけ—。
それだけでストレスが「消せる」なら、
やってみたいと思いませんか?

……って、表紙カバーの見開きのところ(?)に書いてありました。

ストレスに「打ち勝つ」っていうのは不可能だけど、ストレスを「消す」ことならば可能なのではないかということで、科学的な見地からストレスとの付き合い方が書かれていました。

最も気になったことは、

涙を流すとスッキリする感覚って確かにありますね。
この本の中では、「情動の涙」という名前で書かれていました。

まぁ、実際のことを考えてみると、涙を流すのってなかなか難しいことだと思うんですよね;^^
この本の中でも書かれていましたが、笑いよりも涙のほうが時間がかかるし、
社会的にも「人前で泣く」っていう行動はあまり良いこととされてない感じがあるので、
週に1回くらい自分の部屋なんかで感動できる映画を見て涙を流せばベストらしいですね。

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僕が今まで観た映画の中で、最も泣きそうになったのは、
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ 大人帝国の逆襲

映画クレヨンしんちゃんシリーズの中でもなかなか評判の良いものですよね。
その中でも、かなりの人たちが好きなシーンだと思うのですが、
ひろしの回想」のシーンがなかなかステキですよね。

ここ最近クレヨンしんちゃんの映画を見ていないので、久しぶりに見てみようかなと思います。

「竹中式マトリクス勉強法」

「バカは何人寄ってもバカ」

世の中にはいろんな種類の勉強がありますね。
この本の中では、「天井のある勉強」と「天井のない勉強」、
そして、「武器としての勉強」と「人と人とを結ぶ勉強」の4つのカテゴリーを
中学校のときにやった数学の座標軸(マトリクス)で位置づけていました。

これらの勉強を完全に分断して考えるのではなく、いわゆる「人生勉強」を経験してから、
典型的な”お勉強”と呼ばれるような「記憶勉強」に戻ったりしていくのも良いということでした。

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さて、この本を読んでいて最も共感できたこと、
というか、「ですよねー」って思えたことは…

「論文は何を書くか決めた時点で、できあがったようなもの」

ということでした。

現在、大学4年生の夏休み期間中ですが、卒業論文を書かなければならない状況の中、
結局何を書かなければいけないのか(究極的には、何を”書きたいのか”ですが)が未だにピンと来ていません。

そういう意味では、確かに「何を書くか決めた時点で、」もう半分以上は論文は完成したようなものですよね。

よく、塾のアルバイトをしていると、何人かの生徒が、

「勉強しないといけないのはわかってるけど、どうやって勉強したらいいかがわかんない」

と相談してきます。
もちろん塾に来ている生徒なので、塾のテキストも参考書もあるし、学校の教科書や副教材(ワークや資料集など)もあるはずです。
現在手元にある材料を「これでもか!」ってほど調べまくったり覚えようとしている生徒はわりと成績が良いような気がしています。

逆に「どうやって勉強したら良いかがわからない」と悩む生徒は、材料は目の前にあるにもかかわらず、それを使うという選択に気付かないのか、手を付けようとはしないのです。

僕が中高生だったときも、似たような経験はあったので、なんとなくその気持ちはわかるし、
今の僕の状況(卒業論文を書くために、何をどうすればいいかがよくわかっていない状況)なんて、
ほとんど塾生とたいして差は無いんじゃないかと思います。

そこで、僕が生徒に「このテキストのこのページを2週しなさい」的な具体的な指示をすると、
案外素直にしっかりと取り組んでくれるわけです。

僕も彼らと同様に、教授から「この論文を読んでみな」と言われると、そのpdfを印刷して読んでみたりできるわけです。

まぁ、僕にしたって、塾生にしたって、「良い卒論を書きたい」とか「成績を上げたい」的な目標っていうのは、必ずあるわけです。
その目標から逆算して「いつまでに」「何を」しなければならないのかを考えていくことができていないことが問題だと思います。

そのことをこの本の中では、

「目標は常に2つ持て」

「直近の目標の追及」と「ビッグピクチャーを描くこと」の両立の重要性を訴えているってわけなんだと思います。

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こういう感じの「自己啓発」とか「勉強法」に関する本はよく読むのですが、
こうやって、Reading Notes として自分の考えを書いてみると、
いかに自分が、一見当たり前っぽいことができていないのかっていうのが凄くよくわかってくるので、
結構辛くなりますね。

今までは、このような本を読んても、ただそれだけでしたが、
できるだけ、このReading Notes にまとめて、自分が感じたことを記録して、意識して実行できることがらを増やしていきたいですね。

鬼田(2010)

鬼田崇作(2010)「第二言語読解を通した付随的語彙習得研究の概観と展望」広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部, 文化教育開発関連領域 Vol.59 page.203-210 (20101224)

初めてのリサーチノートです。
もう既に8月の暮れ時なんですが、未だに卒業研究のためのリサーチノート的なものを書いたことがなかったので、せっかくなので、The Kechのコンテンツとしてやることにしました。

もちろんインターネット上に公開するということは、不特定多数の人たちに読まれる可能性があるわけなので、出典の記述や引用の仕方などについては細心の注意を払うつもりです。
とはいえ、問題のある書き方があった場合には、ご指摘頂けると幸いです。

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今回は「付随的語彙習得」に焦点をおいてみて、これを読んでみました。
現在所属しているゼミの教授にもいろいろ指摘されたりアドバイスを頂いてはいることではあるのですが、
“incidental”とか”intentional”の定義については、研究者によって言っていることが微妙に(あるいはかなり)異なっていることがあるようですね。
一応、代表的な定義としては、「意図的な習得と対立した概念」、いわばwithout intention っていうのがあるようですね。
研究者のなかには、今のように、
「意図的習得」⇔「付随的習得」
というような二分法みたいに考えるようなことはしないって人もいるらしい。

ってことは、僕が「付随的語彙習得」を卒論でちょこっと取りあげるときとかは、どういう定義にするかも考えないといけないのかな。
…まぁ、多分使わないとは思うんだけど、考えておかないといけないことかもしれませんね。

僕が卒業論文の中で書こうと思っていることは、ザックリ言えば、語彙習得なんですけど、
(まだ詳しいことは書けませんが、)研究の中でやりたいことはあるんですけども、それのためによりかかりたい理論が見つかっていないっていうかんじです。

そういう意味では、この論文の「4. 今後の方向性」で、取りあげられているLaufer and Hulstijn(2001)が提唱している”involvement Load 仮説”っていうのを少し知ってみたいなぁと思いました。

今は、よりどころになる理論を探すことが目的なので、いろんな論文に目を通してみたいですね。

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……しかし、これはリサーチノートといえるのか?w
小学生の読書感想文よりも中身に触れていないような気がするんですけど;^^
この論文の中で割と重要そうだった「語彙の処理の質と量」については何一つとして触れていないっていうのも、今気付いた…。

ま、まぁ読んだことを自分が確認できるような「記録ノート」的なノリなので、とりあえず今はこれでOKってことにしておきます;^^

だんだん精度が上がっていくことを願うわー。

「もやしもん」1〜3

名前だけは知っていたやつをようやく読むことができました。

【総合評価】
★★★☆☆

【絵】
★★★☆☆
「菌」はやっぱりかわいいですね。「かもすぞー」的な感じがいいですね。

【ストーリー】
★★☆☆☆
個人的にはそこまで好みではなかったんですが、
「へー」って思うような雑学的なものの勉強にはなりますね。
そう言う意味では読んでよかったですね。

【キャラクター】
★★★☆☆
あくまでも、菌メインなマンガな気がしてるから、そこまでキャラクターに注目しなかったなー;^^
樹先生が謎に一番好きw

「なみだうさぎ~制服の片想い~」1〜10(全)

Book Review 最初のエントリーは、たった今読み終えた少女マンガです。

【総合評価】
★★★★☆

【絵】
★★★★★
めっちゃ好みでした。水瀬さんが描く女の子ってすごくかわいいと思います。
水瀬さんの別の作品も読んでみたいです^^

【ストーリー】
★★★★☆
最後もきれいにまとまっていて、楽しかったです。
個人的には、皐月が恋愛的な意味で報われるエピソードがあることをずっと期待していたのです;^^
天野くんが「皐月さん」って「さん」づけで呼ぶかんじとかもなんか好きでしたわw

【キャラクター】
★★★★☆
何気に番外編とかでフォーカスされる別のカップル(阿久津くんと快里とか)のエピソードがいいですね。
キャラクターひとりひとりの性格が描かれる恋愛模様にとてもよく表れていると思いました。

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GEOのコミックレンタルでしたが、一気に読んでしまいました。
ことの発端は、中学校のときの最後の席替えでしたが、
やはり自分の記憶を思い返しても、「席替え」ってとても重要なイベントでしたね。
「好きな人と隣になれるのか」とか「隣になれなくても、自然にその人が目に入れることのできる位置か」…とかw
(こうやって文字におこすと、我ながらなかなか変態な気がするw)
……で、でも多分みんなこういう下心ってもってますよね!!ねっ!!!

地味な男の子が急にかっこよくなるなんてことは、実際にもあってほしいことなんですけども、
運動もできるかんじがマラソン大会とかでわかりますが、地味キャラ扱いされていた中学校時代の段階で、
既に、スクール・カースト的にはトップクラスになれる素質は持っていたって言えそうですね;^^

かつて僕が高校時代に主張した
「小中学生の男子は、足が速い順にモテる!」
というのは、この作品のマラソン大会をみてても感じますよ…ほんとに……。

とにもかくにも、とっても素敵な作品でした^^
実は、塾のアルバイトで近隣の中学校にビラ配りに行ったときに、そこの女子中学生とたまたま少女マンガの話で盛り上がって、

JC「ねぇ、アオハライドは読んだ?」
俺「うん、全部持ってるよ^^ あと、ココロ・ボタンも好きだなぁ」
JC「あー!!わかるっ!”なみだうさぎ”も知ってる?」

俺「……。ん?なみ…だ?………あ、あー!!し、知ってるよーうん知ってる知ってるー;・_・」

ってなったことがあるので、悔しくて悔しくてww
ようやく読むことができました。この作品なら胸を張って中学生にも薦められる少女マンガですね。