人生で大切なことはすべて哲学と彼女が教えてくれた。

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こういう表紙の本が、普通に大学生協で普通に売られているのにちょっと驚きでした;^^
まぁ、生協では結局購入しなかったのですが……。

普通の書店で買いましたが、「哲学」のコーナーに置いてありましたから、
そういう意味では、ライトなものとはいえ、哲学の入門書っていう扱いにはなるんですね。

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こういう本って、もっと普及していけばいいなって心から思います。

どうしても、「趣味で読む本」と「勉強として読む本」には極端に読みやすさとかの面で、差が出やすくなっちゃってると思うんですよね。

特に、ライトノベルだったり、最近のビジネス書や普通の小説もそうですが、(昔の本との比較ができるほど読書歴はないのですが)割と読みやすくなってきていると思います。

でも、大学生が勉強のために読むような本っていうのは、それなりにまとまりのある量で小難しいことを書いているので、そのギャップのため、
「本を読んで勉強するのってしんどいなー」
ってなっちゃうように思います。

こういう本を入り口にして、哲学に興味をもったり、軽く専門用語に慣れてから、しっかりした専門書に向き合うと、わりと楽しいノリで勉強ができるような気がします。

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教員採用試験の教職教養の問題の中にも、
「西洋教育史」という名目で、西洋の哲学者の思想が出題されることがあります。

「誰が」「いつ」「どのような」思想を持っていたのか、っていうのが当然大事なのですが、
やはり言葉だけなんとなーく丸暗記したけど、あまり上手く説明できない…
みたいなふうになりがちでした…。

この本には、キリシマ姉妹、アイ、アイの父の思想の違いがあって、それがどういう主張に基づいて行動するのかっていうことがわりとわかりやすく書かれていたので、初心者の僕にとってもかなりとっつきやすかったかなーって思います。